名だたる企業の認識レベル

> サントリーと代行会社に昨年5月、「サントリーを含む複数の企業の顧客情報が持ち込まれた」と
> 名簿業者から情報が寄せられたため、調査したところ
http://www.asahi.com/national/update/0331/013.html

昨年5月から認識していたこと、名簿業者という業種に個人情報を使われることが一般的にはかなり不利益を
もたらすであろうことが想像できるにも関わらずこの体たらく。

ここから読めるのは、
「個人情報漏洩のニュースが続発する中でカミングアウトしちゃえば目立たない」
「後でバレるより、今が自社に与える影響の少ない絶好のチャンス」
というバレバレなご都合です。

そして、微塵も感じられないのが、
「個人情報が漏洩したことで顧客が被るであろう不利益を少しでも防ごう」
という姿勢です。

個人情報漏洩よりも、この見え隠れする態度が気に入らないというか、こういう企業は全てに
渡ってそういう姿勢が根本にあるんだろうなって、想像を掻き立ててくれます。

こういう企業にも適切に指摘すれば直してくれるんだ、指摘が適切でなければ直さなくていいんだ。
直さなくていいどころか、逆に損害賠償すればいいんだ。

と、ACCSの挑戦的発言に引っ込みが付かないようにしてみるテストです。