2004-09-01から1ヶ月間の記事一覧

やばくないかというか、モロだぞ、これは!

ネット情報セキュリティ研究会(NIS)技術調査部長の萩原栄幸氏の以下の発言は、office氏が行ったことと、「不正アクセス禁止法」に関する部分では寸分たがわない。 目的の正当性も見えない。政府機関と共に統計を取ったのならまだしも、 ある有名大学のWeb…

「ACCSは十字架を背負い続ける」――久保田氏、情報漏えい事件を語る

「漏えいした個人情報の持ち主に謝罪に行くと罵詈雑言を浴びせられ、事の重大性を思い知らされた。情報はどう悪用されるか分からず、持ち主の不安感はなかなかぬぐえない。500円の金券を配って終わり、という話ではない。ACCSは情報漏えいした方々の十字架を…

慶應義塾大学環境情報学部教授 武藤佳恭氏

そんな中で起きた今回の事件については、逮捕された研究者の行動が果たして啓蒙のために善意の行為として行われたのかどうかを、きちんと検証する必要があるだろう。その行為が法的に不正アクセスかどうかという問題ではなく、その目的が重要だ。そもそも、…

日本ネットワークセキュリティ協会主席研究員 安田直義氏

逮捕は、一罰百戒の意味も大きいようにも思えるが、社会的には合意できる範囲を踏み外してしまったともいえるだろう。 こう述べた後で、脆弱性の指摘に対する業界の取り組みを示している。まず、 社会的に合意できようが、できまいが、それと逮捕は直接は関…

続・インターネットマガジン7月号

古くなって恐縮だが、InternetMagazineの分析の続きである。

忘れられることの弊害

公判が非公開にされたおかげで、全く情報が流れてきません。すると、世間的には、テレビや新聞で報道された印象のみが残ります。忘れられることの弊害とでも申しましょうか。 真偽を争うものにとって、闘わずして敗北に導かれるようなものであり、 今後の展…

8月31日の記事

顧客情報漏洩対策、中小企業も本腰 「漏洩保険」に人気 来年4月の個人情報保護法本格施行を前に、情報漏洩(ろうえい)対策に企業が頭を悩ませている。大量の個人情報が流出すると、多額の損害賠償がふりかかってくる恐れがあるからだ。大規模の漏洩事件が…