非常に話題を呼んでいる生態認証を用いた 東京三菱銀行スーパーICカード

http://www.btm.co.jp/tsukau/card/visa/nenkaihi.htm

Edyを付けちゃダメだろ。

Edyは気軽なサイフ、チャージも50,000円までとなっています。
当然、1枚で済めば超便利だからコンビニで使うでしょう。

何枚ものカードを持ち歩くわずらわしさは、もうありません。キャッシュカードとしてのお取引はもちろん、お店でのお支払いはクレジットカードで。少額のお買い物は電子マネーEdy(エディ)」がスピーディ。さまざまなシーンをスマートに。この1枚がお応えします。

Edyだから、レジに置きます、am/pmとか行けば分かる。
これは、携帯電話等のカメラで撮影できます。その辺は高木先生の指摘があった通り。

さらに万が一のために、身体情報をご登録いただいたお客さまには、盗難・偽造・変造によるキャッシュカード機能不正使用時のご預金(身体認証対象口座)の被害を、最高1億円まで補償します。お届けするのは、さまざまなリスクを想定した今までにない安心です。
*クレジットカード機能、電子マネーEdy」機能は補償の対象とはなりません。

で、クレジットカード番号を盗まれても、補償の対象とはならない訳だ。
生体認証で補償するのは、銀行口座のみ。

ここで、指摘したいのは、

求められるセキュリティレベルの異なるモノを1つにまとめると危険

であり、

その旨を消費者に説明するのは困難なのはプロなら分かるべきで、無責任なことをするな

ということである。

結局のところ、クレジットカード機能に関しては生体認証はセキュリティレベル向上に寄与せず、高い年会費を払っても安全を求める消費者に中途半端なモノを十分な説明なく提供するのみである。