カタロニア賛歌

http://kodansha.cplaza.ne.jp/digital/it/2004_02_11/index.html
興味深い内容です。
どこまでが事実かは不明ですが。

この例を含めて、だいたいにおいて、識者は「office=侵入者で罰されるべき」とは言及していないと思います。

サイバー犯罪条約に絡んでハイテク犯罪刑事法改正が進められています。

第一 不正指令電磁的記録など作成等の罪の新設等
 一  人の電子計算機における実行の用に供する目的で、人の使用する電子計算機に
   ついてその意図に沿うべき動作をさせず、又はその意図に反する動作をさせる不
   正な指令に係る電磁的記録その他の記録を作成し、又は提供した者は、三年以下
   の懲役又は五十万円以下の罰金に処するものとすること。

この「意図に沿うべき動作をさせず」だけで刑事罰になるというのは、不具合があっただけで刑事罰になってしまう凄い法律です。

法曹関係者はこういう流れで、自分たちに分かりにくいものは政治力で押し切ってしまおうというのでしょうか。

1984年」は監視社会のモチーフとして取り上げられることが多いですが、原点は「カタロニア賛歌」ISBN:4003226232、新聞報道による情報操作の恐怖が描かれています。

そういえばオーウェルの代表作「動物農場ISBN:4042334016トロッキーを模した豚が出てきます。