2004-01-01から1年間の記事一覧

続・インターネットマガジン7月号

古くなって恐縮だが、InternetMagazineの分析の続きである。

忘れられることの弊害

公判が非公開にされたおかげで、全く情報が流れてきません。すると、世間的には、テレビや新聞で報道された印象のみが残ります。忘れられることの弊害とでも申しましょうか。 真偽を争うものにとって、闘わずして敗北に導かれるようなものであり、 今後の展…

8月31日の記事

顧客情報漏洩対策、中小企業も本腰 「漏洩保険」に人気 来年4月の個人情報保護法本格施行を前に、情報漏洩(ろうえい)対策に企業が頭を悩ませている。大量の個人情報が流出すると、多額の損害賠償がふりかかってくる恐れがあるからだ。大規模の漏洩事件が…

平成16年上半期の不正アクセス行為の発生状況等について

Office氏に対する書き方は有罪が確定したかのようである。 3 検挙事例 セキュリティ・ホール攻撃を利用した個人情報の記録ファイルの取得方法の公表に係る 不正アクセス禁止法違反及び威力業務妨害事件公務員の男(40)が、社団法人が一般からの情報受付の…

続・ネットアークなど、1回1,980円で行なえるサーバー脆弱性検査サービス

やはり、1,980円で検査してOKだったら、契約条項に これで不正アクセスや漏洩を防げなくても、サイバーノーガード戦法で対抗できるから十分である って書いてあるんじゃないかな、森川専務殿。

目的の正当性から考え直そうじゃないか

「買ってはいけない」という本が席巻した時があった。あれこそ、企業の商品の脆弱性を検証も不十分なまま出版し、一時、掲載された商品の売り上げを大きく落としたことを記憶している方も多いでしょう。つまり 消費者活動というスタイルで考えられないだろう…

牧野二郎弁護士に期待

公判の2回、3回は若槻絵美弁護士のみが弁護に立っているようです。 第3回で非公開にされてしまったのは、謂わば「相手の土俵で相撲を取らされた」わけで、office氏の弁護士3人のうち、 ・北岡弘章弁護士 http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2003…

ネットアークなど、1回1,980円で行なえるサーバー脆弱性検査サービス

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/08/05/4167.html何だこりゃ、こんなこと出来るなら、理不尽な第3回公判の締め出しをしたのは、やっぱりパワーゲームですか、ファーストサーバ殿。

富山県警察ハイテク犯罪対策室によると

富山県警察ハイテク犯罪対策室の図を見ると、物理的な電子計算機が登場するとしか見えません。 http://www.pref.toyama.jp/kenkei/high-tech/fusei.html 2.「不正アクセス行為を助長する行為」 ・・・・・・[罰則] 30万円以下の罰金他人のID、パスワード等…

大阪弁護士会 奥村先生のblog

不正アクセス禁止法についての詳細な洞察が日々Upされています。 http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/20040730#p8http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/20040729#p4http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/20040728#p4http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/20040…

第3回もACCS不正アクセス事件公判は非公開

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0407/30/news065.htmlなんかいやな感じです。 ホームページの記載からすると、最初から入れなかったように思われます。

第3回公判

情報が正しく報道されることを祈ります。また、屈しないで頂きたい。私にはまだまだ判断するに情報が不足しています。・ファーストサーバの対応 ・ヨセフのようなコンテンツ作成を依頼するほどのものでもない内容の外注 ・水面下でクロスしている関係者

公正な記事のようでいて、誤解を招く佐々木氏のScan記事

若槻弁護士は、「アクセス制御はIDとパスワードの正しい入力を行った者だけが特定利用を行える制御機能のことだが、CGIプログラムの特定利用にはルート権限とユーザ権限の2種類があり、検察側はどちらの特定利用を指しているのか説明していない」と反論。さ…

恐らくこの日記にコメントを下さった佐々木様の記事

ACCS 不正アクセス事件の公判検証レポート(3)〜第2回公判を検証〜(2004.7.22) https://www.netsecurity.ne.jp/article/3/13663.html若槻弁護士の例えは分かりやすい。逐条にも通じるものがあります。ただ、この記事、続きを読むのが高いのが難でしょうか。

高木先生の分析

ようやく逐条が届きました。指摘しておられるように、明確に羅列しているようで、 使用できるようになっていない=アクセス制御機能 と読める。この辺りの著者は北岡博文氏という警察庁生活安全局の方である。 他の4人の著者と比較し、一段上の扱いから、こ…

個人情報を晒された人たち

他の大量に個人情報を漏洩した企業の事件では、500円券をもらったり、何もしてもらえなかったりしているのに、こちらでは、謝罪は当然としても、いつまでも事件性が続いています。これは、個々人から見ると迷惑に感じている人もいるのではないでしょうか。巻…

UNYUN氏の責任の取り方

何故彼だけが・・・ACCSと何があったのか、取引を感じずにはいられないです。UNYUN氏だけではない。他のA.D.メンバーやACCS、ファーストサーバ、ヨセフ、過剰報道な NHKや朝日新聞の全てに何らかの責任もしくは線引きが要るでしょう。それだけに、何故彼が最…

不正アクセス禁止法について

以下の高木浩光先生の日記は必読です。 ■ 不正アクセス禁止法 立法者の意図(推定) http://d.hatena.ne.jp/HiromitsuTakagi/20040718

自称「セキュリティーアナリスト」古川泰弘氏

JPCERT/CCをあざ笑うメッセージを残している。意図的な不正アクセスだったといえるのではないか。 暴論である。 まず、脆弱性を指摘しようとしたのだから、行為の目的は意図して行った、明白である。 一方の「あざ笑うメッセージを残している。」は不正アク…

InternetMagazine2004年7月号 その1

InternetMagazineを少しずつ分析してみる。酷い意見

A.D.200Xを振り返る

何かコメントにご本人らしき名前が見受けられますが、本人にしろ、他人にしろ、2 c hの嵐になるのでここはサラッと流します。私の知る事実関係の整理を行っていきたく。まず、A.D.200Xから。プレゼンの資料は原則として事前送付、送付された資料はサーバに配…

引用しました

コメントの状態で長々と意見交換するのも、他から見づらいと考え、本日の日記に移しました。ささき様、ご意見ありがとうございます、まず、私に誤解を招く表現があったことをお詫びし、訂正させていただきます。ACCS、ファーストサーバ、ヨセフが具体的に手…

公判中

office氏は刑事事件として裁判で公判中です。 だから、裁判が決着するまでは、およそメディアに発言はしないでしょう。ちせさんという方が貴重にも、公判の記録を公開されています。 http://sp.homelinux.com/seer/library.shtmlまず、裁判官側にはITに関す…

商業ベースなんてこんなもん

丁度1年前、某BBSにて話題になった、ワイヤレスJapanのサイトで若干の改善が見られるも、相変わらず素敵な問題点を残しているようです。技術系書籍出版リックテレコムのサイト http://www.ric.co.jp/ここからワイヤレスJapanのサイトをクリック! http:/…

真っ当なまとめ

InternetMagazine7月号より http://internet.impress.co.jp/im/200407ij/office氏は過去にCTCに指摘するも、「身元調査」されたという過去が有り、脆弱性を指摘された側の対応に非常に腐心していた経緯があった。その点を含めたこの文は、かなりフェアである…

MLリスト等、コミュニティが閉鎖

各所で議論がなされている。声のデカイ奴、失うものが少ない奴が幅を利かせるのは今に始まったことではないが、こと、扱う情報が、ノウハウが使い方次第で危険と誤解を招く世界では、非常に困る。セキュリティを切り開いたA.D.200X、ShadowPenguinSecurity、…

ASKACCSの問題はどこへ行った?

報道に流れることで、良くも悪くも名誉回復になったでしょう。 http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/06/08/3407.htmlところで、ASKACCSの管理責任は言及していないけど? 個人情報(を流出させた責任)については、反省の色が見られたのでは…

本番はここから始まる

後戻りできないし、認めてくれる者は残っているだろうけど社会的には犯罪者と見る者がまだまだ多い中、 セキュリティと社会のあり方に提言していかなければならない。ここからが茨の道でしょう。是非とも、頑張って欲しい。 ACCSの一方的な論理は終わらせ、…

仮処分申請で和解

月曜には公表されるらしい。しかPさんの「気になったネタのメモ(改)」で朗報を知りました。

恐れていたことがついに

小学生の殺人、非常に痛ましい。報道を全て信じるつもりはないが、家庭的には殺された側の親は家族の洗濯を朝行っている等、まさしく家族を懸命に支えてきた感がある。ネットに中毒性が強いことは黎明期、それこそパソコン通信時代から指摘されてきたことだ…