検察の主張はまさしくサイバーノーガード戦法

ちせさんの記録より、検察側の素敵過ぎる主張 http://sp.homelinux.com/seer/lib/05u/j7.html ・あれが不正アクセスであるならば技術者が(脆弱性を)指摘できなくなると言うが、法律にもあるとおり管理者の許可を得てするのは構わないのであり、無断でやっ…

blog等の意見

セキュリティホールmemoの小島さん http://www.st.ryukoku.ac.jp/%7Ekjm/security/memo/2005/01.html#20050124__ACCS あの内容で「技術を顕示したいという動機」はないだろう、どう考えても。 検察側は外しすぎていないか。 落合弁護士 http://d.hatena.ne.j…

ACCS不正アクセス裁判、検察側は元研究者に懲役8カ月を求刑

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/01/24/6173.html

ACCS不正アクセス事件、元研究員に懲役8月求刑

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0501/24/news021.html

そもそもFTPってどうよ

ホームページの更新には、別にFTPを使わなくても直接ディレクトリに書き込めばいい。どういう運用しているかなんて、ホームページを見ただけでは分からない。両方を使っている場合もあるだろうし。いわば、図書館に入って本を探していたら、何のドアもない誰…

裏のストーリーを考えてみた。

以下、私の類推である。逮捕時は、見せしめで逮捕して、不正アクセスに類する行為を検察の判断で起訴、有罪に持っていけるようにしたかった。不正アクセスで取り締まれる範囲を広いものにし、検察側のコントロール下に置きたかった。 (スピード違反のように…

検察側の主張は、自分自身を否定しているぞ

こんな感じだと思う。 1.逮捕出来ると確信して、マスコミを動員してのキャンペーンで悪質ハッカー逮捕劇を演出 2.裁判の中で、論旨が矛盾してoffice氏に翻弄される 3.FTPを持ち出して、FTPにパスワードがあったから不正アクセスと主張 FTPにパスワード…

いよいよ最終局面

世間的にはフィッシング詐欺等の凶悪な犯罪も出てきて、個人情報を脅迫のために盗もうとする例も出始めています。最初に立ち返ってみれば、不正アクセス禁止法は、悪意ある不正な使用に対して取締りを行うという名分があり、リアルとは異なるネット社会にお…

管理者が想定していないアクセスは不正? ACCS裁判

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0412/14/news070.html これに反論する証拠として弁護側は、特許庁の「特許電子図書館」Webサイトと、同サイト上のデータを一括ダウンロード、印刷できるソフトの紹介サイトをプリントアウトして提出した。 同サイト…

14日は法的な意見書の提出

いよいよ公判も大詰めである。前回、技術的見地からの主張に検察側がタジタジとなったゆえ、法的な論争が注目されるところです。

段落を変えて

読み取って欲しいのは、脆弱性の指摘はセンシティブであるということです。 指摘すればサイト側は業務妨害(誰?)を逆切れするかもしれない。しかし放置しては一般の個々人が被害に遭う。一方で事なかれ主義な日本は、事件がおきるか、他が始めるまでは金が…

InternetWeek 2004 - 脆弱性情報を公表するとウイルス作成罪に問われる?

http://pcweb.mycom.co.jp/articles/2004/12/13/internetweek/001.html 高木氏は「例えば"format c:"と1行だけ書いたバッチファイルも、ユーザが中身がそれと知らずに実行してしまえば意図せずにHDDの記録を抹消してしまうため"ユーザの意図に反する動作"を…

これまでのネット事件の判例集

office氏の弁護人はFLMASK事件で著名な牧野二郎弁護士である。http://lawschool-konan.jp/sonoda/data/hanrei.htmlhttp://www.ultracyzo.com/flmask/http://hino.moon.ne.jp/prov77.htm

忍び寄る警察国家の影

http://www.liberal-shirakawa.net/idea/policestate.html国家公安委員長をした白川勝彦の体験した事実です。ここに見えるのは、自分達のシナリオをゴリ押しする警察の姿です。 一度決め付けた判断は決して修正することのない文化が見て取れます。office氏は…

せっかく情報いただいたのでまとめ

ACCS裁判、弁護側は「特定電子計算機」の定義を問い直す http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0411/22/news063.html 特定電子計算機を、ハードではなく各サービスと定義すれば、こういった矛盾が防げると篠田教授は主張する。ハード構成がどうあれ、Web…

弁護士の方達のblogにも反応が

nanashi様、情報ありがとうございます。弁護士 落合洋司 (東京弁護士会) の 「日々是好日」 http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20041123#1101184266 こういった影響が出ることは、強く懸念されます。 奥村弁護士の見解 http://d.hatena.ne.jp/okumuraosaka/200…

今後の洞察

模倣犯も含め、取り締まるべき対象が幾らでもあるなか、執拗に繰り広げられる裁判。 最初から有罪に持っていける確信があって、マスコミを動員したキャンペーンまで行っての逮捕劇。勝ち目の薄い闘いの中、office氏側はひたすら事実関係は認め、解釈の正当性…

ACCS裁判、弁護側は不正アクセス禁止法の技術的解釈について意見書を提出

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/11/22/5499.html昔はホームページはプロバイダからもらったアカウントでFTPで転送していました。その場合は、FPにはIDもパスワードもあるわけで、そうしたページを閲覧することは、不正アクセス禁止法に…

千葉興銀、Faxの誤送信により顧客27名分の個人情報を流出

http://www.it-hoken.com/000962.htmlこちらも凄い。千葉興業銀行のサイトからは、あっという間に謝罪文が消えた。 http://www.chibakogyo-bank.co.jp/もはや影もない。 http://www.chibakogyo-bank.co.jp/news/pdf/20041102_1.pdf27名に菓子折りでも持って…

NTT西日本大阪支店の顧客情報6,707人分に外部から206回のアクセス

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/11/16/5427.html漏洩した側の対応なんて、超巨大企業でもこんなもんの例である。 あんまり頭にきたので引き合いに使わせていただこう。最初はWordで文書を公開したため、社内情報が含まれたままの恥を晒…

佐々木俊尚氏のblog

安易なコメントの嵐である。それだけ大衆には人気がある、ちょっと面白い文面であり、恐らく人柄としても親しみやすいのであろう。 しかし、コメントを見ると弊害が目に付く。 当事者意識が抜けているのである この点は割り引いていただきたい。無いこと無い…

お馴染み、佐々木俊尚氏のblogより

オヤジ系 vs 技術者系の溝は埋まるか http://blog.goo.ne.jp/hwj-sasaki/e/97037452d02c1ee5f5ee8e397f7a0eb4検察官を翻弄しまくったoffice氏の奮闘 http://blog.goo.ne.jp/hwj-sasaki/e/cf7e7ee952cc871948b78f3a1206a6b4これまで、かなり無いこと無いこと…

11月19日のセキュリティホールmemoより

セキュリティ情報を扱うサイトでは最も著名、いや、実績あるサイトで取り上げられています。 http://www.st.ryukoku.ac.jp/~kjm/security/memo/2004/11.html#20041119不正アクセス:何が禁止法で処罰されるべきか ACCS事件の法廷から http://www.mainichi-ms…

非常に話題を呼んでいる生態認証を用いた 東京三菱銀行スーパーICカード

http://www.btm.co.jp/tsukau/card/visa/nenkaihi.htmEdyを付けちゃダメだろ。Edyは気軽なサイフ、チャージも50,000円までとなっています。 当然、1枚で済めば超便利だからコンビニで使うでしょう。 何枚ものカードを持ち歩くわずらわしさは、もうありません…

高木浩光先生のblog「NHKはいったい何がしたかったのか」

http://d.hatena.ne.jp/HiromitsuTakagi/20041029NHKは性善説鵜呑み状態で個人情報を晒しまくった訳です。 感謝した人も多かったろうけれど、悪用された、迷惑だった人も少なからずいるわけで、 開示の方法に全く配慮がなかったNHKは個人情報保護法への準備…

元研究員「HTMLソースの改変は通常の閲覧の範囲」

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0410/20/news047.html関連リンク・ファーストサーバ株式会社 不正アクセス事件に関する当社の対応について http://www.firstserver.co.jp/pdf/news041015.pdf・社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会 ファース…

「ウェークアップ!」を見ました

高木浩光先生のコメント、無線であることから悪用される危険性については、監視の強化の側面、つまりプライバシー侵害の側面しか番組で取り上げられていませんでした。http://d.hatena.ne.jp/HiromitsuTakagi/20041007この場合、自分達の考えられる世界、前…

ACCSの案内が寂しく見えます

http://www.melma.com/mag/13/m00045513/ ●「特集9」に情報セキュリティアナリストの萩原栄幸氏が登場!昨年11月に発生した「個人情報漏洩事件」では、みなさまには大変ご迷惑をお かけしました。 ASKACCSでは二度とこのような事件が起きないよう、また、今…

office氏の行為と違いが分からないのですが?

office氏はcsvmail.logというファイルを開いたら個人情報があった。予見していたかは本人のみぞ知るだが、*****.logというファイルは、名前からはログと思え、個人情報が入っているかは不確かである。そしてこれは、OSによるReadのアクセス制御の掛かってい…

ネット情報セキュリティ研究会のコメント

う〜ん、これはイカン。指摘させて頂こう。まずは以下を読んでください。(ホームページより引用) ■9月29日の報道記事に関するコメント■9月29日に開催したACCSのセミナーに関する報道記事において、当研究会の萩原のコメントが誤解を含んだまま掲載されてお…